2025/10/06(月)本当の国宝
ついでに、前から気になっていた
ドキュメンタリー映画を1本観た
六つの顔
狂言師で重要無形文化財認定者(すなわち人間国宝)である
野村万作(野村萬斎の父親)の芸の極致を映画という手法で
伝える内容だ
狂言を直接観に行ったことがないので
劇中で彼のライフワークという「川上」という演目を
見ることができたことが一番の収穫で
狂言が歌舞伎などより脚光を浴びない理由も
なんとなくわかったような気がする
しかし、表現の手法が違うだけで
古来からの伝統継承し、芸術としての表現を
追求し続けるそのひたむきな
それも90歳を超える年齢の姿勢が
変わらないことに衝撃を受けた
生きているうちに、実際この目で
狂言を鑑賞してみたくなった
ちょうど、数週間前に、沖縄市のシネマプラザハウスで
話題の邦画「国宝」も観ているが
こっちは、評判になっている意味は理解できたが
正直、しっくりこない映画だった
長丁場となる話なので
TVドラマで実現したほうがよかったのでは?