2019/06/19(水)沖縄そば
たまたま親戚の家に遊びにいった際、通りがかりに入った食堂である。
昔ながらの「あんまあ」が切り盛りするいわゆる沖縄的な食堂
メニューがたくさんある中、結局選んだのは無難な「沖縄そば大」
通りに面した明るい席に着席し、5分ほど待っていると
「The沖縄そば」といわんばかりのドノーマルなそばがどんと
目の前に置かれる。
澄んだ豚骨カツオだしスープに、やや縮れのある中太麺、3枚肉1枚
ちきあげ(かまぼこ)1個というスタイル
そう、小さいころ慣れ親しんだあいつだ
一口食べてみる。。
ほっとする。
これよこれ、久しぶりに食った(この店始めてだが)けど
やっぱりこういうのがうまいよなー
昨今(といってもかれこれ20年)の沖縄そばの事情はいろいろ複雑だ
カレーや麻婆、香辛料などの辛い味付け、いろんな動物、魚の複雑な出汁
手打ち麺に数種類のつなぎ、無添加素材の使用、つけ麺的なアプローチ
若いころはしらなかったけど、宮古そばや大東そばなどの派生的なものも
あって、家族でよく食べ歩いたりしてきたが、ラーメンと同じような展開で
いつも驚かされる
ときどきそれらの”ニューウェーブ”な沖縄そばに感嘆することもあるのだが
やはり定番的に食べたくなるのは、いたって普通の沖縄そばだ
私の心の中にいつも存在する、その普通の「沖縄そば」とは。。。
弾力ありそうでないボソッとした麺と、これを湯通しして、シンプルなかつお出汁をかけ
具に丸かまぼこを切った1片と豚赤肉を煮たチャーシュー的な1片にネギ少々トッピングで
出され、紅ショウガと唐辛子をかけて一気に貪り食う
これがうまいんですよ
違う?