2025/06/08(日)Sorcerer

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*1


去年

桜坂劇場で公開している名画を見たくて

会員になったんだが

どういうわけかタイミングがあわず

これまで劇場に足を運ぶことができずにいた

そうこうしていて

先日、劇場側から会員向けの特典として

映画招待券が1枚送付されてきた

今日、思い立ってこの招待券を使うことに。。


1978年公開のウィリアムフリードキン監督作

「恐怖の報酬」を観に行った


この映画

なんと30年たった2018年に

ラスト30分追加された

オリジナル完全版が公開されている

今回観たのは、このオリジナル完全版だ

また実際の映画の原題は「Sorcerer」=「魔術師」

というのも覚えがない

ストーリーはなんとなく覚えているような

聞き伝えで知ってるのか?

実際映画館で観て覚えてるのか?

記憶があやふやだというのもあり

絶対今回観てはっきりさせたい

と思ったわけ






実際に観てみて

やっぱりリアルタイムで

オリジナル版を観てないことを確信

さらにネットの情報から

「スターウォーズ」と公開時期がブッキングし

さんざんな興行成績だったということなんで

あのころ「スターウォーズ」一色の世情だった

ことを考えると

どう考えても観に行ってるはずないと。。


肝心の内容はというと

結局報酬目当てのニトロ配送をすることになった

男4人のそれまでの経緯を映画前半で描いており

単調ではないが、若干だるさがあり

気を付けてないと爆睡する恐れが。。

ロイシャイダーは、たしか前作がジョーズ

だったが、真逆のワイルドな役だなー

などと。。自分の記憶とか経験とかをすり合わせ

しながらなんとか凌いだ^^;感じ

後半は一転、ニトロを積んだトラックでの移送を

中心にハラハラドキドキの展開で

正直面白かったので

そういう意味でも

リアルタイムでこの映画観ていたら

間違いなく覚えているはずだ

まあ、70年代後半の世情がたっぷりと

背景にあるストーリーなんで

今の若い人達にはすごくわかりづらい

映画じゃないかな

桜坂劇場では、公開二日目と

いうこともあったのか

結構客は入っていたが

やはり「名画座」での映画ということで

年齢層が高めだった


桜坂というシュチエーションの中で

映画を楽しむことの不思議さにも

だんだん慣れてきた。。





*1 : ※希望ヶ丘公演から国際通り側を臨む。。那覇タワーがない^^;

2025/03/01(土)虚構と現実

長女夫婦との交流のため

夜池袋で食事することに。。

池袋。。

いつ来ても雑多な人込み

新宿と似てる

落ち合う時間まで余裕があったので

新文芸坐という名画座で

1961年公開 野村芳太郎の「ゼロの焦点」を観た


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何度も映画化やTVドラマ化されている作品なので

話の内容は知っている

なによりもびっくりしたのは

久我美子さんの若いころは

すごく知的美人だったんだということ

それと。。

この映画の表向きの主人公は

久我美子だが

実質犯人役の高千穂ひづるのほうが

主人公のような演出となっているように感じた

松本清張の原作も読んでいないので

ひょっとするとこの解釈があってるのかも

あー

そういうふうに映画を見られるようになったなー



新文芸坐では、来週「砂の器」の上映

関係者トークショーとサイン会があるようで

タイミング悪かったなー

それにしても入館可能までの間

狭いロビーで待ってたんだが

どんどん客が増えていく

やっぱり東京だけある。。。

 

2024/07/23(火)知世ちゃん?

中国の作家によるSF小説で

数年前から話題になっていた

「三体」


wowwowで放送されている中国制作のドラマ版と

NetFlixで配信されている英国?のドラマ版

両方とも評判が悪くないので

ほとぼりが冷めたらどちらかを

観ようと思っていたら

今月よりAmazonPrimeで中国TENCENT版のドラマが

配信されることになって

連日食い入るように視聴

その中で、物語の中心人物となる

葉文潔(イエ・ウェンジエ)という女性天文学者の

青年期(70年台~80年台)を演じる

王子文(ワン・ズーウェン)という女優が

ものすごく気に入っている

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役柄のせいもあると思うが

物静かな冷静さの中のあどけなさ

なんとなく原田知世を彷彿とさせる

ところがあり。。

(北川景子にも似てる)

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原田知世は俺たちの世代は

別格のアイドルなんで

なにしろ思い入れが。。^^;

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肝心の「三体」だが

王子文のことが気になって

内容はどうでもよくなってる^^;

2024/04/19(金)Dune 2

高い評価だと聞いているが

LoadShowが終わりそうな雰囲気なので

急遽休暇を取り観に行った


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80年代公開のデビッドリンチ版に、がっかりしたんだが

今回のヴィルヌーヴ版は、パート1もしっかり刺さったので

個人的な期待もある。



大体のストーリーはわかっていたが

まさに、くいいるように観た



先日の「オッペンハイマー」のように

途中で「鑑賞中止」はなかった。



Firefly 砂の惑星で砂嵐の中戦闘 23346.jpg



いいぞ!

ドゥニ・ヴィルヌーヴ

名前も、俺の大好きな往年の名ドライバー

ジル・ヴィルヌーヴを連想させ

すごい気になる監督だ



特に。。

地球外生命体「ヘプタポッド」の登場が衝撃だった

「メッセージ」


俺の中では、キューブリックの「2001年宇宙の旅」に

肉迫するほど称賛したい作品だ

ぜひ墓場にDVDをもっていきたい


しかし、dune2のこれ以上の感想は

なんか、「メッセージ」を思い出すと

どうでもよくなったので書かない^^;


うまく伝えられないのが歯がゆいが

確かにおもしろい映画だった

ということで締めくくっておく



「ああ、詩人をつれてくるべきだった」

 by ジョディー・フォスター

2024/04/12(金)理論物理学とは

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An AI image of Oppenheimer's suffering and conflict

クリストファーノーランの話題作

「オッペンハイマー」を観た



3時間もあるこの映画は

インターミッションもなく

恥ずかしい話だが、尿意を我慢できず

2時間半で退場^^;

ところが

トイレを出た後、「早く席に戻って続きを。。」



という気になぜかならず

本当に自分としては珍しいが

最後まで鑑賞してない映画のひとつとなった。



オッペンハイマーの半生を追った映画であるが

正直、性格描写などは、なんとなく刺さらなかった



歴史上有名な事件をなぞっていることもあり

ストーリー展開も退屈したというのが本音かな



自分の興味分野からすると


「理論物理学」というものの


説明がもう少しあってもよかったかなー



日本国内での公開延期や

アカデミー賞の13部門?ノミネートの

話題先行作だったこともあり

期待しすぎたのかな。。



決して悪い映画ではないことだけは

強く言っておく!

 

2024/01/13(土)これでよいのでは

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12月に公開され、まさかの世界的なヒットとなった

ゴジラ-1.0(マイナスワン)のモノクロバージョンを

公開2日目となった本日観に行った。

公開間もないためか、シネコンのキャパとはいえ

8割ほど席が埋まったことにまず驚いた

まあ、年齢層が高めだったので、若い人はこのモノクロ版を

わざわざターゲットにしないと思うが

それにしても、評判の良い映画という感触は伝わった。

ネットの評判など事前情報は入っていたので気負わず観たんだが

ストーリーがちゃんとしていて、つじつまがあっている

映像や音響、音楽はモノクロでも、「ゴジラ」なので

ちゃんと成立しているし、これでいいんじゃない

偉そうにの賜っているが、これが正直な感想だ


そもそも、「ゴジラ」映画は小学生のころ卒業している自分だ

東宝チャンピオン祭り世代なだけに、あの「ゴジラ」をわざわざ

映画館で観ることもないだろうとずっと思っていた

まあ、とはいえ、1984年版のリニューアル「ゴジラ」は

デートの流れで新宿で観たので、それ以来の「ゴジラ」映画鑑賞である


そういえば「シン・ゴジラ」は、マニアックさが鼻についたんで

それが嫌で映画館まで足が動かなかった。

2023/05/01(月)観たよ

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興収がいまいちだという

新しい「仮面ライダー」の映画

そういうことだと

俄然、観たくなってしまう。。。

印象に残ったのは

  • ロボット刑事K

  • 長澤まさみ

相変わらず「設定」は細かいが

狭い箱庭のなかで

ストーリーが展開

よもや、ストーリー自体

必要ない題材なのかもしれないが。。。

あとはノーコメ

 

2022/12/02(金)懐古趣味

 

遅ればせながら

プライムビデオで

シン・ウルトラマンを見た

 

脳内の4割ぐらいが

「円谷」な自分は

やっぱり映画館で鑑賞せずだ

たしかに「楽しい」内容ではあったが

シン・ゴジラ よろしく

事前情報の多さもあいまって

結局「焼き直し」感がぬぐえず

リアルタイムでTVを見ていた時に感じた

「怖さ」

「わくわく感」

「未来や大人への憧れ」

 

が認められず

どちらかというと

残念な感想しか言えない。。。

自分たちが経験した年齢や

情報量など

違いがたくさんあり

それと比較すること自体が

ナンセンスなことではあるが

ストリーや「作り」が

旧作を意識しすぎており

作り手のリスペクトがあまりにもすごすぎる

そこは、ある意味すごいなー

とは思うが

この作品を何度も観たいと

思わないと間違いなく言えるので。。

  

メフィラス

とか

ザラブ

とか

我々世代の目を

らんらんとさせる

ワードには

ドキドキしたけどね^^;

そういう意味では

庵野秀明ほか作り手の方たちには

拍手を送りたい

  

そして

この作品を論評すべきは

今の子供たちであってほしい

 

 

決して2~30代の坊や

たちのことではないよ