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昨秋の「砂の器」に続いて、いってきました
「午前10時の映画祭10」
本日令和初めての天皇誕生日ということで祝日
上映予定を知っていて、かれこれ3か月前から楽しみにしていたんだが
いま、世の中は「新型肺炎」蔓延で不要不急の外出を良しとしない状況
もともと今日の観賞を狙っていたんだが、行くかどうか直前まで悩んで
結局決行することにした
例によって「朝10時」からひとり観賞だ
見た映画は巨匠黒沢明の「七人の侍」4Kデジタルリマスター版
この映画インターミッション(休憩)挟んで207分ある長時間映画だが
インターミッションを挟む映画といえば「2001年宇宙の旅」以来だ
実はこの映画もスクリーンを通してみたことなかったので。。
絵も音声もきれいになって、感動
序盤、農民に雇われることになって、白米の器を受け取る志村喬のシーン
白米がより白く印象的に映り、うまそうに湯気を立てている。。。(ビデオだと気が付かなかった)
農民の左卜全がしゃべっている声、まったく聞き取れなかったが、明瞭に聞こえる
夜中一人敵中に出向いて鉄砲(種子島)を1丁奪い取ってきたあと、木村功に
「あなたは素晴らしい人だ」と尊敬のまなざしで言われたあと、にやっと笑う宮口精二の顔
そして有名なラスト、志村喬の「勝ったのはあの百姓たちだ」
きれいになった白黒の映像と明瞭となった音響の中で
もうなにもかもが輝いて見え、知らず知らずのうち泣けてきた。。
とりあえず、自分が生きているうちにこの間違いない名作をスクリーンで
観賞できたことに感謝!