2022/06/15(水)流星群とともにやってきた君へ

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5月に入って、自活のため

本格的に賃貸住宅を

さがしていた長男が

借りる家を決め

本日、転居届を提出

独り立ちした

会社の最近の新卒採用している

若手と同じような世代だが

自らアピールした就職先へ無事就職でき

率先して家を出て自活する選択を

受け入れる彼の動きには

親のことや色々なリスクヘッジを

考え動かない若手が多い中

親ばか?なのかもしれないが

自分の子ながら

何の根拠もなく楽観的に

意気揚々と勢いよく旅立つ姿が

すごく頼もしく

誇らしくも思う

 

独りになって

いままで触れたことのない

世界を知ったり

いろんな種類の人間と

つきあうことになる

わくわくすることも多いが

怒られたり、つらいことも

あるだろう

どんなことでも臆せず

逃げないで冷静に向き合う

そんな気概が身についていって

くれることを期待している

仕事や金銭面で成功

することよりも

まずは自分のケツが

ふけるように

そして、人の痛みがわかる

真っ先に人のことで動ける

そんな「男」になって

いってほしい

 

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そして。。。

40年前の自分の姿ともかぶるが

あのとき一人で上京就職を決めた自分を

反対もせず、だまってやりたいよう

させてくれた母に

いまさらながら感謝の念を拭えない

 

2022/06/07(火)好きな場所

 

誰にでも

居心地の良い好きな「場所」が

あると思う

自分にとっては、ここがそうだった

 

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割と移動距離的に遠くに

所在しているため

連日訪れるような「場所」

ではなかったが

なにかあったとき

ふと思い出し

行きたくなる

そんな「場所」だった

特に若い時代に

近場観光目的で

友達や親類・家族などと

大人数で訪れていたこともあるが

むしろ一人きりでバイクで訪れ

長時間滞在するような

ことが多かった気がする。

この「場所」の良さは

照明の消えた薄暗い室内で

まったりと大きな水槽をおよぐ

イルカの姿を、好きな恰好で

好きなだけ観れることで

大概自分は足を延ばし

通路に横になって

それこそ何時間も

ずーっと水槽を眺めていた

日頃考え事の多い傾向にあるが

ここでは、そういうこともなく

頭の中をリセットし

何も考えないで「ぼーっと」

していることができていたような気がする。

そう、今となっては

そんな貴重な時間が過ごせる

「場所」はまったく存在せず

特別な「場所」であったことを

つくづく感じる

惜しくも2007年1月に

取り壊しとなったが

このあとの人生で

同じような「場所」を

見つけることが

できることを願う